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「TBSが隠蔽した」「打ち切ったほうがいい」の声も…『VIVANT』福澤監督"骨折パワハラ"報道の裏にある、思考停止の危うさ

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VIVANT
10月4日からいよいよ後半戦に入る『VIVANT』だが、パワハラ報道に揺れている(画像:日曜劇場『VIVANT』公式インスタグラム @tbs_vivantより)
  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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佐藤さんと言えば7月に文春オンラインが「橋本愛が号泣した爆弾ハラスメント」などと報じられたことを覚えている人も多いでしょう。この報道によって佐藤さんと橋本さんの両者が大きなダメージを負いました。

当時から約2カ月が過ぎた今、佐藤さんと橋本さんの姿を見る機会こそ少ないものの、騒動はほぼ収束したムードがあります。

「懲罰感情をあおるような報道」は放置されたまま

ただ、フジテレビは対応ミスを佐藤さんの責任にすり替えていないか。フジテレビが手配した弁護士の高圧的な言動やハラスメント認定は適切だったのか。追従して佐藤さんと橋本さんを叩くような記事を量産したメディアの報道姿勢もハラスメントではないのか。

これらの疑問点が放置されたまま、騒動がほぼ収束しました。世間の人々は報道に強く反応しながら、一定の時間が流れると関心が次の話題へ移っていく様子がうかがえます。当事者がダメージを負う一方で、報じたメディアだけが利益を得ていますし、訴えられない限り内容の正当性が問われることも、懲罰感情をあおるような書き方が改められることもありません。

内容こそ異なるものの、今回の騒動も、報じたメディアだけが得をする形になり、A氏を含めた当事者がダメージを受けて収束していくのか。真偽不明のことも多いだけに、私たちは懲罰感情をあおるような書き方に惑わされず、内容の正当性を見極める目を持ちたいところです。

怒りの感情にまかせてコメントを書き込んでも、何も解決しないだけでなく、自分に負の感情を蓄積させるだけ。メディアの思う壺となり、似たような報道が量産されていくという悪循環が繰り返されていくでしょう。私たちの生きる社会は本当にそれでいいのか、みなさん1人1人に考えてほしいのです。

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