インバウンドの動向を読み解くとき、人数以上に重要なのが国別の旅行支出である。2026年4~6月の訪日外国人1人あたりの旅行支出(宿泊費、飲食費、交通費、娯楽等サービス費、買物代、その他)で、24区分の国・地域のうち、最も旅行支出が高かったのはやや意外だが、メキシコの51万4925円だった。
これに中東(サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、オマーン、カタール、クウェート、トルコ、イスラエル)からの旅行者(48万2836円)、イギリス(45万6493円)、ロシア(45万4945円)と続く。
1日当たりはロシアがトップ
ただし、国によって日本での平均滞在日数は大きく異なる。そこで、旅行支出を平均滞在日数で割ると、次のようなランキングになる。

一般的に近隣国からの旅行者は旅行期間が短い分、滞在中の単価は高くなりがちである。一方、イギリスやオーストラリアなど遠くから来るツーリストは滞在日数が長くなる分、1日あたりの単価は低くなる傾向にある。
なかでも目を引くのがメキシコの支出の高さである。メキシコ人は交通費や娯楽等サービス費への支出が多い。


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