第2次高市早苗改造内閣が9月17日午後、発足した。高市首相にとって就任以来初の本格人事で、16日に決めた党役員人事と同様、新内閣でもほとんどの主要閣僚を留任させた。
その狙いは「政権安定のための挙党態勢」(鈴木俊一幹事長)を構築すること。高市首相は16日の自民党の役員人事決定を受けて、「政権公約の実現に向け、政府・自民党の総力を挙げた実行体制づくり」を強調した。
そうした中、人事発表の直前まで処遇が注目され続けたのが、総務相を務めてきた林芳正氏だった。高市首相は今回の党・内閣改造人事において、昨年の自民党総裁選挙で高市首相と争った茂木敏充外相、小泉進次郎防衛相、小林鷹之政調会長の3氏を留任させた一方、林氏は留任させなかった。
林氏周辺でささやかれる“真相”
今回の“林外し”は、高市首相が抱いていた林氏に対する不信感によるものとみられており、自民党内では「想定内の結末」(麻生派幹部)との見方が多い。その一方で、林氏に近い関係者の間では、奇々怪々な闇に消えた“真相”が取りざたされている。
この関係者が明かした最大のポイントは、高市首相と林氏による9月8日の「秘密協議」において、留任を求めた高市氏に対して、林氏が断ったという“事実”だ。その後も高市首相は執拗に「閣内封じ込め戦略」を繰り広げ、林氏も「やむなく白旗を掲げた」(周辺)とされる。
だが、最終的な高市首相の判断は「閣外追放」だった。


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