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職場では感謝されず、子どもは親離れ…「誰かの役に立っている感覚」が枯れ果てた40~50代を救う、会社の外の小さな習慣

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自己有用感
40代・50代というのは、自己有用感の供給源が同時に3つ枯れる時期です(写真:Graphs/PIXTA)
  • 中島 輝 心理カウンセラー

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休日はゴルフ、ジム、会食。予定はびっしり埋まっている。それなのに、なぜか満たされない──。『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』の著者であり、1万5000人を見てきた心理カウンセラー・中島輝氏が、この訴えの奥にあるものを解説する。

「休みの日に、予定が入っていないと不安なんです」

そう打ち明けてくれたのは、48歳の男性でした。仮に、原田さんとします。中堅企業の営業部長です。

手帳を見せてもらうと、たしかに予定は埋まっていました。2週先も、3週先も。ゴルフ、ジム、資格の勉強会、取引先とのゴルフコンペ、たまに大学の同窓会。

予定を埋めても、埋まらないものがある

「充実してますよね」と私が言うと、原田さんは首をかしげました。

「そう見えますよね。でも、なんか、虚しいんです。予定を埋めても埋めても、埋まらない感じがして」

原田さんが感じていた虚しさには、明確な正体があります。

私が提唱している「自己肯定感の木」では、自己肯定感は6つの感覚に支えられています。そのうち、最後に実る「実」にあたるのが──自己有用感、つまり「自分は誰かの役に立てている」という感覚です。

原田さんの予定は、そのほとんどが「自分が楽しむための予定」でした。

ゴルフも、ジムも、勉強会も、悪いことではありません。むしろ健康的です。ただし、そこには「誰かに必要とされている」という要素が、ほとんど含まれていなかったのです。

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