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ライフ #自動車最前線

3列シート7人乗り、フレンチテイストなコンパクトSUV…シトロエン新型「C3エアロクロス ハイブリッド」の隠れた美点

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シトロエンの新型「C3エアクロス ハイブリッド」(写真:三木 宏章)
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MAX HYBRIDグレードには、17インチアロイホイール「ARAGONITE(アラゴナイト)」を採用(写真:三木 宏章)
ロードホイールは17インチ径でMAX HYBRID(写真)とPLUSではデザインが異なる(写真:三木 宏章)

量産車として、最初は「15CV」(1954年)のリアサスペンション、そのあと「DS」(55年)に搭載され、前後サスペンションにも使われた。最後は「C5」(07~15年)。それ以来、ハイドロニューマチックの採用は見送られてきた。そのサスペンションシステムで実現しようとした乗り心地が、ついに現実のものとなったのだと、かつて何台もシトロエン車に乗りついだ経験を持つ私は、なんだか感慨深かった。

ハイドロニューマチックだと難しかった、細い幅(高周波)の段差越えも、PHCはなんの苦もなく、つまりショックなしにこなしてしまう。まさにマジックカーペットライドなのだ。

構造としては、ダンパーを二重構造にして、いわゆるコンプレッションもリバウンドもオリフィスを設けてオイルの流れをコントロールするというもの。さらに乗り心地に影響を与えるストロークを稼ぐため、上下のゴムを使ったストッパー(バンプラバー)の形状と構造も独自設計としている。

C3エアロクロス ハイブリッド最大の魅力は乗り心地

長距離移動でも疲れにくいとうたわれる「アドバンストコンフォートシート」標準装備(写真:三木 宏章)
シトロエン独自の「C-Zen Lounge(シーゼンラウンジ)」コンセプトを採用した車内空間は広々感とともに色づかいと素材でもって独自の雰囲気の良さを持つ(写真:三木 宏章)
3列目には2つの独立したシートが備わり、2列目とともにフォルドダウンしたときにフラットな面を作るためのボードが備わる(写真:三木 宏章)

つい興奮してしまったが、今回のC3エアクロス ハイブリッドの最大の魅力はそこなのだ。ふわりと段差を越え、車体の上下動はない。クルマが好きな人なら、このクルマの乗り心地に興奮しても不思議はない、と私は思う。

美点は、速度が上がっていっても、乗り心地に変化がないことだ。上下動が大きくなるとか、路面からの衝撃がきつくなるとか、そういう短所もない。ごく低速域から高速域まで、終始、フラットな乗り心地を提供してくれる。

もうひとつの魅力がパワートレインだ。従来の1.2リッターガソリンユニットを使い、ギアボックスにハイブリッドシステムのモーターが組み込んである。数値はそうたいしたことはないけれど、体感的にはパワフルな加速性が味わえる。

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