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堀江貴文が説く「値札を見て買うな」—安物を選ぶより"毎日使うもの"にお金をかけるべき理由〜ホリエモン流お金の使い方

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最新版のスマートフォンにはお金をかける価値がある、と筆者は考えています (写真:Graphs / PIXTA)*写真はイメージ
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浮いた時間の使い道は自由だ。副業でも勉強でもいいし、家族と過ごすのもいい。趣味や運動。本当にやりたかったこと、落ち着いたらやろうと思っていたことをやろう。ただし、浮いた時間の行き先がスマホなら少しだけ気をつけたい。ソファに転がって動画を見る。それ自体は悪くない。リラックスタイムと割り切って楽しむならスマホも立派な娯楽だ。まずいのは割り切りのないダラダラである。気づいたらショート動画を1時間スワイプし続けていた。あれは休息でも娯楽でもない。ただの浪費だ。

タイム・イズ・マネーと言うが、時間はお金より重い。お金は失ってもまた稼げる。でも過ぎた時間だけは100兆円積んでも戻ってこない。自分でやらなくていいことに貴重な時間を使うな。自分の時間を取り戻すためのお金をケチるな。買える時間は迷わず買え。

「仕事道具」をケチるな

日本人のスマホ1台の平均使用年数は4年を超えるという。「まだ動くから」「買い替えても大して性能は変わらない」「新型は高すぎる」そんな理由でみんな古い1台を使い続けているわけだ。節約のつもりだろう。

でもその古い1台が抑え込んでいるのは、月々の出費ではない。あなたの稼ぐ力である。

一流の職人は道具に一流のお金を使う。寿司職人は包丁に、美容師はハサミに、プロゴルファーはクラブに。道具にこだわらない一流をわたしは1人も見たことがない。道具の質がそのまま仕事の質になる。稼ぐ人の常識である。

あなたにとっての包丁は何か。スマホだ。連絡も、情報収集も、資料の確認も、発信も、仕事の大半はこの1台の上で行う。それなのにスマホという仕事道具にお金をかけない人が多すぎる。

わたしにとってもいちばん大切な仕事道具はiPhoneだ。LINEやSlackでスタッフや取引先とやり取りし、Ⅹでポストし、iCloudでファイルを共有し、原稿もすべてフリック入力で書く。先日、1週間のスクリーンタイム、つまりスマホを触っている時間を確認したら45時間だった。つまり1日平均約6時間25分スマホを使っている。もはや、これなしで仕事は回らない。だから新型が出たらすぐに買い替える。仕事道具はつねにその時点で最高の状態にしておく。職人が包丁を研ぐのと同じだ。ここをケチる理由はない。

古いスマホの何が問題か。あなたの「やらないこと」を増やしてしまうのだ。アプリをいくつか立ち上げると動作が重くなり途中で落ちる。動画を編集すれば書き出しに時間がかかる。OSやアプリのアップデート対象外になり新機能が使えない。バッテリーがへたっていれば、外出先では残量を気にしながら使うことになる。

一つひとつは小さな不便でも、それが毎日積み重なると「あとでやろう」「今日はいいか」が確実に増えていく。いつのまにか道具の性能に合わせた仕事しかしなくなるのだ。本人に自覚はない。やらなかった仕事は目に見えないからである。

「堀江さんはお金があるから買えるんだ」と言う人がいる。思考停止もいいところだ。お金のある人は、人を雇って時間をお金で買える。普通の会社員にその手はない。

あなたが時間を買える数少ない手段が新型スマホなのだ。十数万円で、移動中の企画づくりも、週末の副業も効率がよくなる。稼ぎが平均並みの人ほど、道具をケチってはいけないのである。

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パソコンにもこだわれ。わたしは普段ほとんど使わないが、買うとなれば最上位を選ぶ。先日買ったMacBook Proも、プロの映像制作者が選ぶ最上位クラスだ。最上位にこだわった理由はAIである。

ChatGPTに質問して答えをもらうだけなら古いパソコンで不便はない。スマホでも十分だ。こういったやり取りの処理はクラウド上、つまりネットの向こう側で行われているからだ。でも、いまのAIは質問に答えてくれるだけの道具ではない。アプリの開発や動画の編集といった作業そのものを、手元のパソコンの上でまるごと任せられる。

実際、わたしはAIでサービスを開発している。AIに「こういうサービスをつくれ」と指示を出し、出てきたものに直しを入れる。それだけで売り物になるウェブアプリが仕上がるのだ。こうなると、パソコンの性能がそのまま仕事の速さになる。道具の性能を上げれば、作業が速くなるだけではない。稼ぎ方そのものが変わるのだ。

高いから値下がりを待つ?逆だ。いまメモリ価格の高騰と円安により、スマホもパソコンも値段は上がっていく。この傾向はしばらく続くだろう。待っても値上がりするし、そのあいだあなたは古い仕事道具で働き続ける。お金と時間、両方で損をする。先送りはいちばん高い買い方だ。今日がいちばん安い。

「弘法筆を選ばず」を真に受けるな。一流ほど筆を選ぶのだ。道具の性能の上限が、あなたの仕事の上限である。財布を開いて、その上限を思いっきり引き上げろ。

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