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ライフ #自動車最前線

名車2000GTをはじめとしたトヨタ・スポーツカーの源流に迫る…「パブリカスポーツ」と「スポーツ800」が残した功績

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オートモビル カウンシル 2026に展示されたトヨタ「パブリカスポーツ」(写真:筆者撮影)
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スポーツ800のリアビュー(写真:筆者撮影)

現車はいずれも内外装がかなり美しく、とても60年代のクルマとは思えないほど。また、どちらも丸くて小柄なフォルムを持つことで、愛らしささえ感じられる。のちに続くトヨタ製スポーツカーの源流のひとつが、現在の軽自動車に近いほどのコンパクトな車格だったということも意外だ。

なお、パブリカスポーツを元に開発されたスポーツ800は、当時、本格的なスポーツカーの走りと、着脱式ルーフによるオープン走行を手軽に味わえるクルマとして、若者を中心に大きな支持を得たという。

スポーツ800ののちに登場した2000GT(写真:筆者撮影)

また、レースでも活躍し、67年の富士24時間レースでは、2台の「トヨタ2000GT」に続く3位に入賞した実績も持つ。トヨタ2000GTといえば、最高出力150PSを発揮し、66年には速度記録チャレンジで3つの世界記録と13の国際記録を樹立したほどの高性能車だ。

生粋のスポーツカーである2000GTに続く3位に入賞したことは、スポーツ800の実力の高さを示すものといえる。まさに「小さな巨人」。軽量な車体に秘めた高い走行性能を物語るエピソードだ。

スポーツカーの原点、トヨタが目指したもの

AE86型スプリンタートレノ(写真:筆者撮影)
A80型スープラ(写真:筆者撮影)
レクサスLFA(写真:筆者撮影)

パブリカスポーツからスポーツ800へ。そこには、航空機の設計思想を取り入れながら、軽量化と空力性能を追求し、さらにそれを量産車として手の届くものにしていくという、トヨタのものづくりの原点ともいえる挑戦があった。

そして、その後にトヨタ2000GTをはじめ、AE86型カローラレビン/スプリンタートレノ、スープラ、レクサスLFAなど、数々のスポーツカーが登場していく。そう考えると、今回披露された2台は、単なる60年代の旧車ではなく、トヨタがスポーツカーをつくり続けてきた歴史の「原点」を今に伝える存在といえるだろう。貴重な車体とともに、そこに込められた技術や情熱も、ぜひ後世へと受け継いでいってもらいたい。

【写真を見る】名車2000GTをはじめとしたトヨタ・スポーツカーの源流に迫る…「パブリカスポーツ」と「スポーツ800」が残した功績(72枚)

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