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"無名の30歳"に2割も持っていかれた… 国民民主・玉木代表「3度目の代表戦勝利」に透けて見える"深刻な焦り"の正体

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玉木雄一郎
国民民主党の代表選で3選を果たし、気勢を上げる玉木雄一郎代表(写真:時事)
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興味深いのは、党員投票では橋本氏の得票が全体の24.6%を占めており、サポーター票(16.4%)や地方自治体議員票(19%)、国会議員票(21%)より割合が高いことだ。これは「党の変化を求める声」と捉えることができるだろう。

国民民主党代表選に立候補した橋本幹彦衆院議員(左)と玉木雄一郎代表(写真:時事)

今回の代表選では、ちょっとした「騒動」も発生している。

告示日前の8月21日に新聞・雑誌メディアを対象に開かれた「プレ会見」の“後”で、スポーツ新聞など数名の記者を前に、橋本氏が「私の推薦者に玉木代表から圧力がかかった」と発言したのだ。

そして、橋本氏から「書いてくださいよ」と言われた記者の1人であるフライデーの岩崎大輔記者が、橋本氏の推薦人である参院議員に事実関係を確認したうえで一連の事態を執筆。しかし橋本陣営は8月27日付で公表した「週刊誌報道についてのコメント」で、「推薦人は取材を受けていない」と否定した。

だが、このコメントが出る前に、岩崎氏は橋本氏本人から「これから陣営が出すコメントに『記事内容はおおむね間違いない』『玉木氏から電話があった』との文言を入れるが、執行部から推薦人を守りたいので、『取材を受けていない』ということにしていいか」と連絡を受けた。

なお、代表選後のぶら下がり取材で、橋本氏はこの件について「文書(コメント)は推薦人の認識をそのまま書いたものだ」と発言。岩崎氏とのやり取りについても、質問者から目をそらしながら「(プレ)会見では言っていない」「正誤入り乱れている」と述べるのみだった。

“橋本騒動”だけじゃない選挙戦の疑問点

このほかに、投票用紙不着問題も発覚した。今回の代表選で投票権のある党員・サポーター(特別党員を含む)4万9578人のうち、約16%の7878人に投票用紙が届いていないことが明らかになったのだ。原因は、住所データの欠損や名簿への登録漏れとみられている。

玉木氏は「検証委員会を設置し、今月内に調査結果を公表する」と早急な対策を語った。だが、国民民主党の関係者は「ある幹部が『入りたいときに入れないと熱が冷める』と、党員サポーター登録に期限を設けなかったことが原因」「そもそも地道に党員やサポーターを増やすのが政治家の責任なのに、それを代表選という3年に1度の瞬間風速に頼ろうとするのがおかしいのではないか」と打ち明ける。

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