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ライフ #自動車最前線

最高出力1001psで価格1億円超…アウディ史上、もっとも高価でハイパフォーマンスな新作「ヌヴォラーリ」が示す未来像

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V8ハイブリッドを採用したアウディの新型スーパースポーツカー「ヌヴォラーリ」(写真:Audi)
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英数字によるネーミングを採用してきたアウディだが、今作ではアウディの前身となるアウトウニオンのマシンも駆った戦前の天才レーサー「タツィオ・ヌヴォラーリ氏」にちなんで名付けられた(写真:Audi)

そして、従来は2032年で終了するとしていたエンジン車やハイブリッド車の生産についても、今後10〜15年程度は継続する計画であることを明らかにした。

「アウディのCEOに着任したとき、私は(パワートレインに関する)従来の戦略を完全に見直しました。そしてより柔軟な戦略を採り入れることにしました」

こうした判断の見直しは、自動車を取り巻く市場環境の変化に対応したものだという。

「市場は大きく変化しました。北米ではエンジン車への揺り戻しも経験しました。エネルギー価格が高騰しているヨーロッパでは、もう少し早くBEVが普及するかもしれませんが、いずれにしても、私たちはフレキシブルでなければいけないと考えています。なぜなら、市場環境を変化させる力は、私たちにはないからです」

デルナーCEOの言葉はアウディの今後を明確に指し示すとともに、自動車産業界を取り巻く環境に関しても示唆に富んでいたように思う。

ヌヴォラーリ試乗インプレッション

1001psという大パワーを確実に路面に伝えるため、トルクベクタリング四輪駆動システムなどを採用。停止状態から100km/hまでの加速は2.6秒、200km/hまでわずか6.8秒で達する。最高速は351km/h(写真:Audi)

最後にヌヴォラーリの印象を簡単にまとめておこう。

今回の試乗コースは道幅が狭く曲がりくねったワインディングロードだったうえに、最高速度も60km/h程度までに制限されていた。しかも、試乗したのは「現存するのは世界中でたった1台だけ」とされる、シャシーナンバー000をつけた試作車。したがってアウディ側からも「慎重に運転してほしい」と厳格に伝えられていた。

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