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できる人ほど「英単語の意味」をきっちり覚えないワケ→英語が「できる人・できない人」の分かれ道はここだった

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カラフルなENGLISHアルファベット
英単語を「少し曖昧」に覚えたほうがいい理由とは?(写真:bee/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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たとえば、“form”という英単語があります。

英単語帳を開くと、「形」「型」「姿」「種類」「形態」「形成する」など、いくつもの意味が載っています。

真面目な生徒ほど、それらを全部覚えようとします。

「formは形、型、姿、種類、形態……」

一つでも抜けたら問題が解けないのではないかと不安になり、赤シートを使って何度も繰り返します。

しかし、そんな生徒の前に、次のような英文が現れたらどうでしょうか。

“Leaving without thanking the host would be bad form.”

前半部分は「Host=主催者」、「Leaving without thanking=ありがとうを言わないで帰る」なので、「主催者に礼も言わずに帰るのは、」となります。そしてそれが「bad form」だ、というのがこの文の中核です。

さて、「主催者にお礼を言わずに帰るのは、悪い〇〇だ」の、〇〇には何が入るでしょうか。

この英文を「form=形」で覚えて直訳しようとすると、「主催者にお礼を言わずに帰るのは、悪い形だ」となります。しかし、これでは意味がよくわかりません。

この場合の“bad form”は、「礼儀に反する振る舞い」「礼を欠いた行為」と訳すとわかりやすいですよね。

したがって、文全体では「主催者にお礼を言わずに帰るのは、礼を欠いた振る舞いだ」となります。

単語訳を覚えてもイタチごっこ

ここで多くの受験生は、次のように考えます。

「単語帳には書いていなかったけれど、formには『振る舞い』という意味もあるんだ。これも覚えなければ」

そして単語帳の余白に、「振る舞い」と書き加えます。

一見すると、とても真面目な勉強法です。しかし、これを続けていくと、覚えるべき日本語がどんどん増えていきます。

「形」「型」「姿」「種類」「形態」「方式」「書式」「様式」「振る舞い」……。

こうして英単語学習は、際限のない暗記作業になってしまいます。

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