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ライフ #自動車最前線

日本の軽自動車規格参入で存在感を示す…新型BEV「ラッコ」投入の真相、BYDオートジャパン社長が語る日本戦略の本音

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BYDオートジャパン代表取締役社長の東福寺厚樹氏と新型BEV「ラッコ」(写真:三木 宏章)
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中国の深圳市にあるBYD本社ビル(写真:BYDオートジャパン)

――果たして、ラッコが発売された今、BYDオートジャパンとしては期待するものも大きい、と。

「日本はまだEVが普及していない市場です。一方で市場規模は世界4番目ですし、クルマの総保有台数も1億台に迫ろうかという規模(注釈:あくまで東福寺社長のコメントであり、8300万台というデータもあり)。乗り換え需要は確実にあるわけです。EV市場がいずれは大きくなっていくとなれば、BYDの存在感を高める意味でも、エントリーレベルのこのクルマへの期待も大きいです」

――ラッコの成り立ちはどのように決めたのか。

「ガソリン車からの乗り換えが大前提でした。したがって消費者の皆さんがいちばん便利だと思っているスーパートールのボディで、両側にスライドドア。これは最初から“これでいく”と決まっていました。パッと見は、他社さんが出しているスーパートールの軽自動車そのものなんですけど、乗り込んで、動かす前に、室内の質感をぜひ見ていただきたいなと思います。エンジンを積むことをやめ、バッテリー駆動にしたという(簡便な成り立ちの)軽EVではなくて、大型車も小型車も作っているEVメーカーであるBYDが、軽のサイズに合わせてわざわざ作ったEVだっていうことが、お乗りいただくとすごくはっきりわかると思うんですね」

BYDオートジャパンの販売網拡大戦略

プラグインハイブリッド車の「シーライオン6」(写真:BYDオートジャパン)

――25年11月に、ヤナセが設立したヤナセEVスクエアとディーラー契約を交わしている。BYDで学ぶ販売スキルを、ほかのブランドのEVにも活かしていけるのもメリット、とヤナセの森田孝則社長は言っている。

「ヤナセさんもいろんなブランドを扱い、BYDが直近3、4年で大きくなる中で、いずれEVがマジョリティになっていくっていうことを前提にやってみましょう、と話がまとまりました。その一環として、神奈川県横浜市のメルセデス・ベンツのお店だったところをBYDに転換する形になりました。それが7月11日にオープンした『BYD AUTO横浜南』ですね」

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