競馬である。
一口馬主にとっては、1年で一番楽しみな、今年の馬選びのシーズンが終盤を迎えている。今年は、なんと、持ち回り連載を一緒に担当しているかんべえ氏(溜池通信代表・吉崎達彦氏)と、同じ馬に出資することになった。しかも、複数の馬について全部一緒である。もし、この馬たちが走らなかったら、「逆神オバゼキここでも!」とかんべえ氏に一生言われてしまいそうなくらい、どの馬も楽しみな馬である。
馬選びは「馬体・歩様50%」「母親の血統49%」「1%が父親の血統」
私の意見では、馬選びについては、馬体・歩様(馬の歩き方)が50%。母親の血統が49%。1%が父親の血統だと思っている。
われわれ素人でも、1歳馬の歩いている姿を見れば、違いはわかる。ましてや、セレクトセールなどのオークションで何億円も出す人々は、経験を積んでいるし(あるいは一流の目利きを従えているし)、見ただけでわかるだろう。かつてはディープインパクト、今ならキタサンブラックまたはイクイノックスといった種牡馬なら高い、というものではない。ただ、いい母親には間違いない父親をつけるので、あるいは、素人に売りつけるには、父親は有名ブランドがいい。なので、結局「いい馬の父は有名ブランド」ということになる。しかし、実際にはほぼ関係ない。
とはいっても、馬の能力はそうなのだが、人間社会の都合で走らせるから、実際の出資馬は、生産牧場や預託調教師が選択の大きな要素になる。
生産牧場は、結局、育成もそこで行うことが多いので、生まれてから1歳まで、2歳時の育成環境を考えると、どうしても有名生産牧場の馬が高く売れる。調教師の重要さは毎回のように書いているが、日本の現状では、デビュー後も、外厩の影響が大きく、外厩は生産牧場が関係してくるから、結局、ノーザンファーム生産馬が高く売れるし、それと提携している有力一口馬主クラブが人気なのである。ちなみに、かんべえ氏と共同保有の馬(ただし、ほかに数百人の見ず知らずの他人がいる)にも、ノーザンファーム生産馬がいる。
さて6日には阪神競馬場でセントウルステークス(芝コース、1200メートル、G2)が行われる。ここは7歳という高齢の牝馬でも、ママコチャ。最近ダートばかり走っていて馬柱の見栄えは悪いが、昨年のこのレースは2着だ。重馬場にならなければ。武豊騎手がますます好きになっている今日この頃。不良馬場なら、かんべえ氏が大好きな田辺裕信騎手のヨシノイースター。


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