孤独感や、社会とのつながりに希薄を感じている人、自己価値が下がっている人には、球技や団体スポーツがおすすめです。団体スポーツは、自然と人に関われる場であり、チームワークを行うことで仲間との交流が生まれます。「自分は1人ではない」という感覚を強めるのです。
例えばサッカーや野球など、1人1人にポジションや役割が与えられるようなスポーツは、自分がなくてはならない存在になります。そのため、団体スポーツに参加することで、自然と自己価値が高まります。
また、プレー中は自分と他のプレーヤーのポジションや連携を考えながら、動きを読みます。相手がどう攻めてくるか、どのような戦略で攻めるかなども考えて動きます。そうした中で、脳が活性化するのは言うまでもありません。
チームでの勝利や成功は、自分1人の力ではなく、共同で達成するものです。ともに練習に励み、得た喜びや充実感は、1人より倍増。チームへの帰属意識から孤独感が解消され、ミッドライフクライシスで失っていた自分の存在価値を高めます。
こうした成功体験が自信にもつながるのです。
運動で取り戻す「コントロール・アビリティ」
コントロール・アビリティとは、直訳すれば「自分をコントロールできる力」。つまり、自分のことを自分で決められる力です。
仕事で、誰かに言われたことをやらなければならない立場の人は、コントロール・アビリティが低いということになります。社会で多くの割合を占める、こうした人たちは、日常のストレスが大きいという調査結果が出ています。程度がひどくなると、希望をもてず、無力感や不安に襲われることもあります。まさにミッドライフクライシスです。
反対に経営者は、背負う責任は大きいけれど、コントロール・アビリティは高い位置にあります。するとストレスは小さい、という結果になります。
では、運動の場合はどうでしょう。


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