ふだんコントロール・アビリティが低い人でも、自分で行う運動に関しては、主導権は自分にあります。何を、いつ、どんなペースで、どのくらいするのか。すべて自分の判断で決めて、実行できます。つまり、コントロール・アビリティが取り戻せるのです。
運動は、こうした精神的リフレッシュを行える点でも有意義といえます。
「遊び感覚」で楽しむことが大事
軽い有酸素運動は、脳の血流を増やし、海馬を増大させます。決して無理をせず、楽しく継続することが肝要です。まずは歩いてみる、いつもより早歩きする、1つ前の駅で降りて歩くなど、ハードルの低いものから始めてみましょう。
動画を見ながら、ストレッチをしてみるのもよいでしょう。自宅で試せる入門的な動画もいろいろあるので、気軽に楽しく始めてみてください。
「やらなければならない」という義務にしないこと。やらなかった日があっても落ち込むことはありません。
また、人間の本性として、競争したくなる気持ちがあります。「競争して勝ちたい」「優越感を得たい」など、慣れてくると、そんな気持ちにもなります。
負ければ悔しい思いをしますが、ストレスを感じたり、何くそとがんばって無理をして関節を傷めたりしたら、それこそ本末転倒です。
中年から行う趣味や運動は、人と比べないこと。競争はストレスを生みます。年齢や肩書を超えて、評価し合ったり教え合ったりすることを楽しみましょう。神経をすり減らすことなく、遊び感覚で続けていきましょう。



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