「最近は、ツアーのグッズなども含めて、自分から企画書を作ってスタッフのみなさんに渡すようにしています。もちろん生成AIが作ったクリエイティブをそのまま売るわけではなく、あくまで『イメージを伝えるためのもの』として使います。
AIで画像を生成して『こういう雰囲気のものが作りたいんです』と、具体的に伝えられるようになり、本当によかったなと思っています」
自身の理想の追求と同じように、スタッフへの気遣いを欠かさない宮本さん。意思疎通ミスによる不毛な修正をスタッフにさせないために、生成AIで修正案を出すこともあるそうだ。
「AIなら何度も修正をかけられますし、負荷をかけることがありません。だからこそ、私も妥協せずに自分のイメージをしっかり伝えられる。すごく魅力的だと感じています」
AIがもたらす芸能現場のDXと「人間味の価値」
芸能界の現場は、人手不足や長時間労働が課題となっている。宮本さん自身、スケジュールの整理や、告知情報の重複確認といった手作業に時間がかかり、本質的なクリエイティブや発信に充てる時間が削られることに課題感を抱いていたそうだ。
そんな彼女は、AIを活用して業務の一部の自動化(DX)も目指している。そして宮本さんは「業務が効率化されればされるほど、逆に人間そのものの価値が浮き彫りになる」と持論を語った。
「アイドルやアーティストの業界に関しては、これから人間味のある生活や行動から生まれる作品が大切になると思うんです。より生々しいクリエイティブが勝ち残っていく時代になっていくと思います」
宮本さん自身、ファンとのコミュニケーションにおいて「人間味」を何よりも大切にしている。ライブでのMCでも真っ直ぐな気持ちを言葉にし、ブログも毎日欠かさずに更新する。
「AIは、伝わりやすくて礼儀正しい日本語を作ってくれます。誤字脱字などの校正はAIにやってもらってもいいんじゃないかなと思っています。


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