一方、 “バンズ系”に限らないのがローソンだ。「月見カルボナーラポテトサラダ」「旨辛醤油だれの月見油そば」「とろ~り月見つくね丼」「月見カスタードプリンタルト」「月見仕立てのメンチカツ」など計19品を展開している。
ピザハットも、「すき焼き月見ピザ」など4種のピザを用意し、ドミノ・ピザもハイカロリーな「背徳月見」を投入。宅配ピザ業界まで月見に染まった。
ちょっと前まで、月見といえば「そば」か「バーガー」だったのに、目を離したすきにあらゆるジャンルに波及している。2026年の十五夜は9月25日。1カ月前から、店頭はさながら“月見戦争”の様相だ。
月見バーガー35年、後発が動き出したのは「この10年」
ここで、月見商品の歴史を振り返ってみよう。マクドナルドの「月見バーガー」が生まれたのは1991年。卵を月に見立て、日本の月見という行事をハンバーガーに取り込んだ。それから35年、2026年は発売35周年を迎える。毎年同じ季節に商品を売り、広告を出す。長年にわたる反復によって、月見バーガーは単発の限定商品から、「今年も秋が来た」と知らせる定番に変わった。
後発各社の動きが目立つようになったのは、この10年ほどだ。KFCの公式沿革では、「月見チキンフィレサンド」の発売は2016年。ピザハットは2019年に、初の月見ピザ「プルとろ月見ピザ」「ポクてり月見ピザ」を発売した。モスバーガーも2022年に「月見フォカッチャ」を投入した。


※ログイン後、コメント入力が可能です。