――日本の視聴者も、海外の作品に目を向けるようになっていますか?
大石:そう思います。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』『フォールアウト』『ひつじ探偵団』などは、予想以上に成功しました。これらも国境を越えて感情的にアピールする作品です。
日本が生み出すアニメ作品を世界へ
――アニメはやはり重要なカテゴリーでしょうか?
大石:アニメはカギとなるカテゴリーです。第三者による調査で、25年、定額制動画配信サービスでアニメを見た人たちの47%がPrime Videoで視聴したことがわかっています。つまり、Prime Videoのお客様はアニメを楽しんでいるということ。私たちはこれからもアニメに投資を続けていきます。
――海外でも日本のアニメを見る視聴者は増えていますか?
ガンジー:今後、確実に増えるでしょう。私たちは、30カ国語以上に翻訳し、日本が生み出す最高のアニメを世界の人々にお届けします。アニメには熱烈なファンが多く、次ができたらすぐに見たいと思っていますし、彼らはソーシャルメディアを通じて世界規模で盛り上げます。ですから、私たちは日本での配信開始からできるだけ早くそれらのファンにコンテンツを提供したいと思っています。
アニメはまたIPを作るという意味でも重要です。『日本三國』はすばらしい例。あの作品のチームは優れたIPを生み出してくれました。私たちはそれを国際的なレベルへと持っていくのです。
――今の若い視聴者は昔の若い視聴者と違うと思いますか?
デイ:答えはイエスとも言えるし、ノーとも言えます。恋愛、大人になることといった話は、昔からこの層に人気がありました。そこは変わりません。違うのは、発見の方法。今はソーシャルメディアなどを通して、たちまち口コミが広がっていきます。
つい最近では、『スターリング・ポイント あの夏、あの島で』がそうです。カナダを舞台にしたドラマで、小説や漫画など既存のIPに基づくものではなく、出演者もほぼ無名。宣伝にもほとんどお金を使いませんでした。にもかかわらず、たちまち大人気になったのです。
ガンジー:昔から友達のおすすめというのはありましたね。それが今や世界規模で行われるようになったのです。どんな言語の作品でも起き、人はどこの国が舞台の話でも見てみようと思うようになりました。それは非常に大きなチャンスを意味します。とりわけ若者向け作品においては。次の世界的ヒットは、日本発の若者向け作品かもしれませんよ。


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