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キャリア・教育 #自動車最前線

「レベル5」豪雨で浮き彫りになった「冠水道路のリスク」―もしも「クルマ移動時」に冠水が発生したら―

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千葉市若葉区の田んぼに流された車両(筆者撮影)
千葉市若葉区の田んぼに流された車両(筆者撮影)
  • 森口 将之 モビリティジャーナリスト
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仮にエンジンやモーター、電装系にダメージがなく、走ることができた場合も、浸水というのは下水が氾濫したものであり、車内に水が入った場合はにおいが抜けないということもある。それが理由で廃車にする人もいるだろう。

考えれば考えるほど、冠水した道路には入らないことに尽きると思う。アンダーパスはもちろん、周囲より土地が低くなっているような場所も要注意だ。

雨水排水路を渡る箇所が低くなる八千代市の道路(筆者撮影)

今回、千葉県を訪れて気づいたのは、「〇〇台」「〇〇丘」などの地名が多いことだった。新興住宅地に多く使われる名称だが、その場所すべてが高台というわけではない。

たとえば八千代市では、雨水排水路「八千代1号幹線」周辺の八千代台北や大和田などで浸水被害が発生した。

現地を訪れると、排水路を渡る橋は、周辺より低い場所にあった。今の乗用車は比較的性能がいいので、緩いアップダウンは体感しにくいが、水は低い方に流れ、溜まっていくことを忘れてはいけない。

今回、注目されたモノレール

不動車となったときのことを考えると、車両保険には入っていたほうがいいだろう。しかし、冠水路への進入は、現状では過失扱いになるようだが、故意と言えなくもない。全損扱いでお金が戻ってくることをいいことに、無理な運転をするのは困りものだ。

最新のクルマは、フロントグリルやバンパーにセンサーが内蔵されているので、これを活用して水没しているかを判断して警告を発し、なおも走行を続けて不動車になった場合は故意と判断するような仕組みができれば、無理に突っ込む人は減るのではないだろうか。

ところで今回の千葉豪雨では、モノレールに注目が集まった。

豪雨の中走り続けた千葉都市モノレール(筆者撮影)

道路や鉄道が各地で寸断された中、深夜まで運転を続け、住民を自宅などに送り届けたからだ。

もちろん、これだけでモノレールが最強だと言うつもりはない。しかし、豪雨時にはクルマより信頼できることも、今回の豪雨で明らかになった。

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