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キャリア・教育 #自動車最前線

「レベル5」豪雨で浮き彫りになった「冠水道路のリスク」―もしも「クルマ移動時」に冠水が発生したら―

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千葉市若葉区の田んぼに流された車両(筆者撮影)
千葉市若葉区の田んぼに流された車両(筆者撮影)
  • 森口 将之 モビリティジャーナリスト
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モビリティで大事なことのひとつに、移動の持ち駒を多く持っていることがある。仮に愛車が不動になったときに、代わりの交通手段があるかどうかは大きい。

今は新車を注文しても、納車まで数カ月待ちという場合がある。なので、地方においても、一定レベルの公共交通が用意されていることが望ましい。

「移動しない」ことの重要性

しかし、もっとも大切なことは、「移動しない」という選択肢を持つことだろう。

今回のレベル5は、突然発令されたわけではない。気象庁のデータによると、千葉市ではレベル2(大雨注意報)は15時40分、レベル3(大雨警報)は17時44分、レベル4(大雨危険警報)は18時15分、レベル5は19時30分に発令している。レベル3からレベル5までの間は、1時間46分あった。

今の日本人は、警報が発令されても普段の生活を続けがちだ。今回もおそらく「レベル5でも大丈夫」という気持ちのドライバーはいただろう。しかし、その結果4人が亡くなり、約2700台が水没した。

レベル5は緊急安全確保、つまり避難より上の段階で、あらゆる手段を使って自分の身を守ることを意味する。クルマがその手段としてふさわしくないことは立証された。物の力に頼らない、自分自身の危機管理能力、生きるための嗅覚が求められているような気がする。

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