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転職するか2年悩んでも決められない…「もっと考えれば答えが出る」と思う人が見落としていること

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(写真:trickster*/PIXTA)
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転職を例に考えてみましょう。一度会社を辞めれば、簡単に元の状態には戻せません。転職先が自分に合う保証もないため、「失敗したらどうしよう」という不安も生まれます。しかも、家族や友人に相談することはできても、最後に決めるのは自分です。「辞めたほうがいい」「残ったほうがいい」と誰かが助言してくれたとしても、その選択の責任まで引き受けてもらうことはできません。

つまり、悩みが長くなるのは、意志が弱いからとは限らないのです。仕事に責任を持っている。家族のことを考えている。自分の人生を真剣に考えている。そうした気持ちがあるからこそ、簡単には決められないことがあります。

考えても答えが出ないのは「車線」が違うから

では、なぜ何度考えても前に進めないのでしょうか。ここでは、思考を「道路」にたとえて説明します。

たとえば、高速道路で渋滞にはまったとします。自分が走っている車線はまったく進まない。一方、隣の車線を見ると、車がスムーズに流れている。そんなとき、「もっとアクセルを踏めばいい」とは考えず、「隣の車線に移動しよう」と行動するはずです。

思考でも、これと似たことが起こります。しかし、思考の場合は同じ考え方を続けながら、「もっとちゃんと考えよう」「もっと情報を集めよう」と、アクセルを踏み続けてしまうのです。こうして、考えているのに前へ進めなくなった状態が「思考渋滞」です。

そして思考渋滞が起きる大きな原因のひとつが、解決したい悩みと、使っている思考の種類が合っていないことにあります。

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