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10回先まで予約が入る"犬ファースト"高級宿が誕生も…「無制限なペット歓迎」は目指さない《犬旅の聖地》箱根の矜持

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犬 箱根 旅行
箱根の"犬インフラ"は進化し続けています(写真:かーくん/PIXTA)

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山や湖、温泉街の風景が重なり合う、日本を代表する温泉地、箱根。近年この地で急速に磨かれてきたのが、犬と一緒に旅を楽しむペットツーリズムだ。

愛犬を連れて箱根旅行を楽しむ筆者。箱根海賊船は、港内及び船内ではペットケージ・カートなどを利用しペットの乗船可能、デッキではリード着用の上「抱っこ」で利用が可能だ(写真:筆者提供)

箱根は、温泉や山間の地形を生かした観光の町であり、観光客の増減はそのまま地域の雇用や収入に響いてきた。

「犬連れ旅行」は箱根の方向性の一つ

実際、2015年6月の箱根火山噴火では入山規制が敷かれ、中小企業庁の資料によると、同年7月の観光客数は前年同月比で約3割の減少となった。さらに台風による交通網の寸断やコロナ禍など、外部要因のたびに町の暮らしは大きく揺れてきた。

人が減りすぎれば、宿や店を支える力が弱まり、風景から少しずつ灯りが消えていく。人が集まりすぎれば、道路は渋滞し、静かな場所にも騒がしさが入り込む。地域の暮らしとの摩擦も生まれる。

箱根は、「その間のどこに立つのか」を探り続け、観光のあり方そのものを見直し始めている。犬連れ旅行への取り組みもその一つだ。

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