喫茶のフードはプレート、カツカレー、エビフライカレー以外、1000円以下で食べられる。観光地・熱海の物価を思えば安い。相模湾を一望しながら食事が楽しめるオプション付きとなれば、もう少し値段をあげてもいいのではと思うが、そこにも川﨑さんの計算がある。
「老舗の洋食屋のブランドには勝てないので、価格もそれを超えないように設定しています」
看板メニューの桃山カレーが980円なのは、この基準に沿っているからだ。価格でも背伸びをしない。分をわきまえている。奥ゆかしさと、芯の部分は曲げないポリシー。日に焼けた川﨑さんの笑顔は、昭和のお父さんを彷彿とさせる。
繁忙期は1日300人超…宣伝はほぼSNSと口コミだけ
宣伝ツールは、Instagramとホームページ、そして、観光案内所や近隣の施設にパンフレットを置いてもらうのみ。オープン当初は平日50人、週末100人ほどだったが、現在はInstagramのフォロワー数も5000人以上に増え、口コミも広がり、平日100人、週末200人以上が訪れる。


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