2番目に利益率が高いのは縁日だ。射的は大人や小学生男子が好み、幼稚園から小学校低学年の女の子には輪投げが人気。このエリアは金銭のやりとりやルール説明のためにスタッフが常駐するため、人件費と景品コストがかかる。
それでも、スタッフが売り上げに貢献しているのは間違いない。20代のお姉さん、お兄さんが、子どもたちに「うまいね」「おめでとう」「おしいー」など明るく声をかける。子どもはその声に応え、さらに盛り上がる。見ている大人もその雰囲気にのまれ、つい財布のヒモが緩んでしまう。
射的も輪投げも1回500円…価格にも狙いがある
縁日の射的、輪投げは、どちらも1回500円。決して安くはないが、この値段設定にも理由がある。客層のメインは20代のグループ、カップル、家族連れ。とくに3世代で訪れる層は、孫が遊び、祖父母がお金を払う構図がほとんどだ。
釣り銭をもらうのが面倒な祖父は、1000円札を出して釣り銭を受けとらず「2回分で」ということがよくある。スタッフも釣り銭の計算が簡単なので、ミスが起きにくい。客にも店にも、双方にとって都合のいい価格なのだ。
かたぬきは300円。こちらは受付を通さず、カプセルトイのマシンを使う。コインを入れてハンドルを回すと、模様が彫られた薄い板が入ったカプセルが出てくる。テーブルに備え付けられた画鋲とトレーを使って、模様を抜き出す仕組みだ。


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