INDEX
中国の大手不動産デベロッパー、恒大集団の法的整理がようやく本格化することになった。
全国企業倒産・再建事案情報ネットワークによれば、広州農村商業銀行華夏支店が広州中級人民法院に対し、恒大集団の国内中核不動産会社、恒大地産の破産清算を申請。広州中級人民法院は8月21日付でこの申請を受理し、清算チームを管財人として任命した。
創業者に終身刑判決
この前日の8月20日には深圳市中級人民法院で、詐欺罪、不正融資、不正な預金調達など各種の罪状により恒大集団に88億2000万元(約2080億円)の罰金を、創業者である許家印・元董事長には終身刑を科す判決が下された。経営責任の追及に一区切りがついたところで、遅れていた会社清算がようやく始まった格好だ。
清算手続き開始に従い、恒大地産の債権者は11月21日までに管財人に対し保有債権を届け出る必要がある。最終的に、管財人による特別監査と実地調査に基づき、裁判所が恒大地産の破産を宣告することになる。直近の財務開示資料によると、2023年6月末時点で、恒大地産の負債総額は約1兆7700億元(約42兆円)あり、約3867億元の債務超過となっていた。


※ログイン後、コメント入力が可能です。