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ビジネス #製薬 地盤沈下

製薬企業が震え上がるトランプ大統領の最恵国待遇(MFN)、バイエル薬品の元会長が解き明かす「日本の勝ち筋」

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25年11月にMFN価格への引き下げに合意した米イーライ・リリーCEO(写真:Getty images)

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アメリカの高い医薬品価格をほかの先進国の価格水準に近づけることを目指す最恵国待遇(MFN)が、日本の製薬業界や霞が関をざわつかせている。メディアでも「日本の薬価を引き上げなければ、ドラッグラグ、ドラッグロスが加速する」という報道が増えた。薬価を引き上げなければ、日本のドラッグラグやドラッグロスは加速してしまうのか。日本の創薬力は回復できるのか――。

【製薬 地盤沈下】特集の3本目は、元バイエル薬品会長でアメリカの製薬企業や薬価政策に詳しい、アメリカ在住の栄木憲和氏にウェブで話を聞いた。

――米トランプ大統領によるMFN政策について解説してほしいという依頼が増えているそうですね。

多くの製薬企業、そのほかの団体から質問が寄せられ、コメントを求められている。彼らと話をしていると、MFNについて多くの誤解があることに気づかされる。

――誤解とは?

日本の薬価をアメリカ並みに上げなければドラッグロス、ドラッグラグが加速するとか、日本の薬価を上げればすべて解決できるとか。かなり単純な議論がまかり通っている。

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