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「牛めしって食べたことないわ」の"声"も「老舗百貨店と庶民の味方」"ふたつの松屋"が出会ったら想像以上にすごいことになってた

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「松屋PREMIUM」の看板
100年続く老舗百貨店と庶民の味方牛めしの松屋のコラボはいったいなぜうまくいった?(撮影:梅谷秀司)
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ただ松屋PREMIUMに関してはオープン需要が終わって落ち着きを見せてきているところなので、新商品や期間限定商品などを発売して盛り上げを図っていくそうだ。お客の要望に応え、ご飯をつけない惣菜タイプを売り出すほか、8月下旬からは季節の商品として、さっぱりした「神戸牛のネギたま牛めし」「九条ネギとあいもり豚の塩ダレ重」を発売している。

松屋×松屋いったいなぜうまくいったのか

今後の展開を聞いたところ、常設店舗にしっかり取り組みながら、松屋銀座が行っている地域と連携したイベントなどで新たな挑戦をしたいと双方ともに同じ答えが返ってきた。

松屋PREMIUMを訪れる客を観察していて多かったのが「どこか食べられるところはないの?」という問い合わせ。今のところ、イートインできる常設スペースは百貨店内にない。そのため、諦めて購入せずに帰ってしまうお客もいたようだ。松屋フーズとしては、催事のときにイートインスペースを設けるなど工夫できたら、と考えているそうだ。また松屋銀座としても前向きに検討していきたいという。

(撮影:梅谷秀司)

松屋PREMIUMの可能性はいろいろと考えられそうだ。例えば、売り場内のより広いスペースでの展開を山下氏に聞いてみたところ、松屋フーズは大歓迎といった様子。松屋銀座側からは「可能性はある」とのことだ。

(撮影:梅谷秀司)

また、他の百貨店への展開についても「百貨店に通用するのか、まずは今の店舗に注力しながらも、可能性としては検討していきたい」(木下氏)というのが松屋フーズの回答だった。

松屋×松屋という駄洒落のような今回のコラボ店舗。立ち位置がまったく異なるので、「名前が同じだけ」ではうまくいかない可能性もあったかもしれない。しかし両者がそれぞれの強みと弱みを認識しつつ、手を取り合ったことが相乗効果を生み、魅力的なブランドになった。双方にとって、また別の百貨店、ブランドにも活用できるテストケースになったのではないだろうか。

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