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"ヤンキー歩き"は心地いい! 東京国際女子マラソン日本人8位の元ランナーが故障の末に行き着いた「ゆるらく歩き」

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「からだが歓(よろこ)ぶ歩き方」を心がけてみませんか?(写真:jessie / PIXTA)
  • 小松 美冬 らせん流ウォーク・ゆるらくウォーク開発者
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「ああ、私のからだは、走ることをまだあきらめていないんだ。だったら、自分で原因を解明して、治そう。それができたら、きっと多くの人の役に立つはず」

ランニングライターとして前を向きました。

実は、この症状は今、「脚抜け」とか「抜け抜け」と呼ばれ、トップランナーたちにもしばしば見られ、これが原因で引退していく選手もいます。今も医学的に原因の特定ができておらず、対策も手探り状態とされています。

自分で治すと決めて漠然と思いあたった原因は、“不自然なフォーム”で走りすぎたこと、そして、走る以前にそもそも歩けていなかったことでした。

そこから“自然の理にかなった動き方”を求めて、身体操法・身体調整法を中心に、洋の東西を問わず書籍を読みあさり、ピンときた方法の講習に通いまくりました。その方法を開発した方の執筆にも関わらせていただき、深く学ぶことができました。

しかし、自分で方法を探しはじめてから25年経っても右脚は抜けがち。気持ちよく走れるようになりません。「今度こそ、あきらめるしかないか」と絶望の淵を歩いていた時、からだの奥底から、うめきに近い声が聞こえてきました。

「からだが動きたいように、気持ちいいように動きなよ! もういい加減、外に正解を求めるのはやめなよ!」

「からだは、ラクで気持ちいいことをすると本来に戻る」という、本で目にしながらもスルーしていた「操体法」の考えを思い出しました。操体法は西洋医学の医師である橋本敬三先生が創始された健康法です。

それまで学んできたことをいったん脇に置いて、からだの気持ちいいを探りながら、ゆっくりゆっくり歩いてみました。

すると、背骨が「らせん状」、つまり、右に左に回りながら上下動しはじめ、その動きに導かれて腕も脚も右に左に回りながら上下動。全身がゆらゆらゆらぎながら、スルスルと前に進んでいく。一歩ごとにからだがほぐれると同時に、すみずみまで力が通り、勝手に姿勢がよくなっていくのです。

からだと心の解放感と心地よさに、涙があふれました。

からだの声をよく聞いた結果、世界が変わった

「からだの気持ちいい」に任せて歩くと、からだも心も自由に解き放たれていきます。自然の中を歩くと、からだの内側と外界が溶け合い、歩いているだけで幸せです。

そこで気づきました。風や水の流れも植物の生長も、自然界の動きはらせんだらけ。

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