小松 美冬
らせん流ウォーク・ゆるらくウォーク開発者1960 年生まれ。学習院大学卒業後、株式会社ミキモトに就職。会社員をしながら自分らしさを求めてフルマラソンに挑戦。3時間41 分で完走を果たす。この経験から、走る楽しさを伝えるライターになるべく編集プロダクションに転職。25 歳でランニングライターとして独立し活動を始める。
1987 年、東京国際女子マラソン日本人8位。28 歳でニュージーランドへ「ランニング遊学」し、世界的なコーチ:アーサー・リディアード氏に師事。2時間46 分の自己記録を樹立する。同氏の著書の邦訳許可を得て帰国し、『リディアードのランニングバイブル』(大修館書店)として翻訳。
さらなる記録更新を目指すが、31 歳のときに、右脚に力が入らなくなる原因不明の症状に見舞われる。再び気持ちよく走りたい一念で専門家を訪ね歩くなかで、運動科学者・高岡英夫氏に出会う。「体をゆるめる大切さ」と「身体意識」の理論に光を見出し、以後20 年近く師事。書籍執筆に関わりながら呼吸法や気功、身体操法を学び、体を調えていった。
一方で、マラソンのラジオ解説も手掛け、動きを見る確かな眼と取材力に裏打ちされた人間ドラマを踏まえた解説が好評を博す。バルセロナ五輪女子マラソンや東京国際女子マラソンなど計25 回の解説を務める。53 歳で高岡氏の元を卒業したのち、「自身の心身」をコーチに、操体法や導引術などを統合しながら探究を続ける。その末にらせん状に流れるように動くことで心身が自然と調和していく法則を発見し、「らせん流ウォーク」の原型が誕生する。
現在は、歩くことや走ることの「速さ」ではなく「気持ちよさ」の自己記録を更新しながらワークショップを開催し、受講生とともに可能性の開花を歓び合っている。著書に『マラソンランナーが書いたからだに効く本』(ランナーズ)、『きっと完走できるマラソンBOOK』(マガジンハウス)、訳書に『リディアードのランニングバイブル』(大修館書店)、『キャッツ・ジム』(マガジンハウス)。
公式ホームページ:https://rasenryu.com/
※このプロフィールは、東洋経済オンラインに最後に執筆した時点のものです。