「そういえば明日のランチの予定じゃなくて明後日の予定ってどうなってた?打ち合わせの開始時間わからないわからないって決まってないんだけどその後でいいかな?これを丁寧語でお願いします」
確かに間違いではないし、漢字の変換も正確できちんと疑問符もつけられているが、間違って言い直した部分まで文字になってしまっている。これだと、利用者自身があとから文字を編集する手間がかかる。Pixel 11シリーズで入力されたような文章をきちんと出力するには、あらかじめビシッと文章を考えたうえで、それを話さなければならない。ただ、日本語は特に口語と文語での違いが大きいため、あらかじめ、文字入力用の文章を考えて発話する必要がある。
Pixel 11シリーズのAI音声入力は、どちらかと言うと、GeminiやChatGPTのようなAIに話しかけて、その結果を出力してもらっているような感覚に近い。あたかも単純な音声入力ではなく、AIサービスのプロンプトを話しかけているように入力ができる。その意味では、既存の音声入力とは別物で入力のハードルを大きく下げる機能と言える。
その意味で、Pixel 11に搭載されているGemini Intelligenceは、スマホの普段使いをさらに快適にするものだ。これまでの音声入力は、知らず知らずのうちに利用者がスマホやソフトウェアの仕様に話し方を合わせて使っていたが、AIのサポートでより自然に使いこなせるようになっていると言えるだろう。
カメラにも、このコンセプトに近い機能が搭載されている。「マジックキャプチャー」がそれだ。これは、写真撮影をより簡単に、自然にできるようにする機能。撮影に集中しすぎて、スマホの画面にくぎ付けになり、大事な瞬間を肉眼で見られないということがないようにするのがコンセプトと言える。
Pixel 11シリーズのカメラアプリは、このマジックキャプチャーと通常の静止画と動画をタブで切り替えるユーザーインターフェイスになっている。写真、動画に続く、撮影の新しい形というわけだ。マジックキャプチャーを有効にしたら、あとはシャッターボタンを押し、動画を撮るだけ。その動画の中から、AIがベストだと思った瞬間を切り取って自動的に写真にしてくれる。
プロモデルには画面を見ずにGeminiと会話しやすくなるHiLightも
文字入力や撮影を、より自然にできるよう活用されているAIだが、そのAIのGeminiとの会話をしやすくするための機能も搭載されている。「Pixel 11 Pro」「Pixel 11 Pro XL」「Pixel 11 Pro Fold」の3機種に採用されたHiLightだ。これは、カメラの横に配置されているカラーLEDを使った機能。連絡先のお気に入りに設定した人から電話がかかってきた際に、あらかじめ決めた色で点灯する。


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