端末を裏返した状態でも、重要な連絡に気づけて便利だが、これだけだと、よくある着信ライトにすぎない。HiLightがAIと連携するのは、Geminiを使っているときだ。LEDを搭載した3機種では、端末を裏返したままGeminiを起動すると、HiLightが点灯。利用者の発言を待っているときには、青っぽい光の中に、白い光がぐるぐる動くようなアニメーションが表示される。
Geminiが音声を受け付け、考えているときには、この白い光の動きが速くなる。AIの推論が終わり、回答を返しているときには、複数の色でLEDが点滅する。このLEDの点灯パターンさえ覚えておけば、端末を裏返したままGeminiと話すときの目安になる。画面を見る必要なく、Pixelをそこに置いておくだけで、AIアシスタントのように利用できる。
最大120倍の超解像ズームできるカメラを搭載
ほかにも、AIの処理能力が上がり、Pixel 11では最大30倍、Pixel 11 Proや11 Pro XLなどの光学5倍望遠カメラを搭載した機種では最大120倍の超解像ズームを利用できる。レンズの焦点距離自体は前モデルから変わっていないが、AIの処理能力が向上したことで、よりズームができるようになったというわけだ。
カメラには、逆にAIの処理をやや弱めて一般的なデジカメやレトロなカメラで撮ったような色合いを再現する「カメラスタイル」や、インカメラでの動画撮影時にプロンプターを表示してセリフを読みながら撮影できる機能なども搭載されている。AIとはあまり関係ないが、Pixel 11シリーズのみの便利な機能は多い。
また、冒頭で述べたように、Pixel 11シリーズのGemini Intelligenceは、まだ発展途上。目玉とも言えるアプリを自動で操作する機能に対応すれば、スマホの使い方が大きく変わる可能性もありそうだ。Gemini Intelligenceに対応する機種は、ハイエンドモデルが中心でメモリなどの要件も厳しいため、数はそこまで多くない。スマホAIの進化を体感したい人は、青田買いとして手に入れておいてもいいだろう。


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