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突然の激しい痛みと嘔吐に襲われ、何とか自分で救急車を呼んで病院へたどり着いた私。救急病棟のICU(集中治療室)で「偏頭痛」と診断され、時計が21時を回った頃。
看護師さんの配慮で、田舎から新幹線を乗り継ぎ駆けつけてくれた両親と妹と、短時間だけ面会できました。
父はいつも通り明るく振る舞って場を和ませ、母は手を握り「大丈夫だから」と語りかけてくれました。高齢の両親に妹がついてきてくれて、本当にほっとしたのを覚えています。
同時に「遠方からわざわざ呼んでしまった……負担をかけて申し訳ない」という複雑な気持ちも。家族は病院前のホテルをとったとのことで、短い面会を終え、痛み止めの点滴を打ちながら、泥のように眠りに落ちた入院初夜でした。
深夜のトイレ問題!おむつか尿瓶を選べと言われて
ところで入院初日、衝撃の出来事がありました。髄液検査後だったため「絶対安静」の指示が出て、看護師から「おむつか尿瓶を使ってください」と案内されたのです。
え、おむつ?
頭では「命を守るため」とわかっているけど、どうにも自尊心が捨てきれません。看護師さんに泣きそうになりながら「どうしても使いたくない」と懇願したのですが、状況的に許されず、仕方なく「がまん」を決意しました。
幸い、見かねた医師が特例として「車椅子で移動、必ず看護師が付き添いでトイレへ」という許可を出してくれ、“初おむつ”は何とか回避。でも、「排泄の自立」が人の尊厳をどれほど支えていたか痛感する瞬間でした。
そういえば、長期入院していた兄が「最初は勇気がいるけど、最初の一度を乗り越えさえすれば、すぐに慣れるよ」と言っていたっけ。
遠い未来だと思っていた「介護が必要になったとき」を改めて考えさせられました。


