「店頭によって異なりますが、全体的に非常に需要が高いです。直近の販売では、池袋の店舗だけで3000〜4000の販売数に対して、1万件以上の応募総数がありました」(上野マルイ店の店長・相原淳一氏)
また、転売ヤーらしき外国人が行列を作っている場合は、新商品の発売日を延期する対策も取っているという。
「先日、8月8日に大人気の『ベイブレードX』の新商品の発売を予定していたのですが、転売ヤーらしき人が大量に並んでいたため、一般のお客さまの安全確保と転売ヤーの分散を目的に当日の発売を見送りました。店頭に『本日は新商品の発売を行いません』と掲示したところ、転売ヤーたちは行列から姿を消しました」(立原氏)
こうした対応は、メーカーとも相談しつつ、状況によって判断しているという。同商品は、事前告知をせずに後日のタイミングで店頭に並べたそうだ。「とはいえ、ちょっと出すと、すぐに転売ヤーらしき人たちが寄ってくるので、非常に悩ましいところです」と立原氏は打ち明けた。
昨今は、ポケモンやちいかわ、ワンピースといった人気アニメのグッズやカード、希少性の高いPCパーツなどを巡って転売問題が取り沙汰されている。トイザらスでは、顧客の安全を第一に「できる限り転売ヤーに渡さない」ための対策を継続していくという。
「キダルト専門店」は増えていく?
キダルト専門店が好調な兆しを見せる一方、日本トイザらスでは、厳しい財務状況が続いている。売上高は、2018年に約1395億だったところ、2025年には約752億円まで落ち込んだ。営業損益は2020年に赤字に転じ、そこから6期連続で営業赤字が続いている。


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