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ちょっと扱いにくい人物だった?27年大河の主役《小栗忠順》最期は逆臣として斬首された小栗の知られざる人物像

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小栗忠順(写真:Alamy/アフロ)
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伊東:田沼意次の仕事を評価すべきとは思いますが、評価しすぎるのもどうかと思います。確かに、田沼の財政改革のアイデアは優れているし、実行力もありました。もちろん実績も挙げました。でも、勝負所と言える大きな事業はだいたい失敗しています。運が悪かったと言ってしまえばそれまでですが、田沼自身にも反省すべき点はあったと思います。

真山:冷静に史実を見て、学んでいきたいところですね。

偉人の共通点は行動力

『偉人・敗北からの教訓』(日本能率協会マネジメントセンター)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

真山:「偉人の共通点は何ですか」と聞かれることがよくあるのですが、時代も職業も何もかも違うなかで、ひとつ共通点を挙げるとすれば、それは「行動力」です。行動せずに偉人になった人はいません。そして今回『偉人・敗北からの教訓』を読んであらためて思ったのが、その行動力とは、言い換えれば「失敗力」ではないかと。

行動すれば失敗もあるんですよ。「敗北」と思えるような失敗もあるのですが、だからこそ成長や飛躍があるのだと思います。

私たちは失敗して落ち込むこともありますが、「失敗した」ということは行動した証明でもあります。それに、歴史人物の敗北に比べたらたいした失敗でもないでしょう。むしろ、しばらく失敗がないならマズイかもしれません。

伊東:おっしゃる通りですね。同時に、自分の適性を見極めることも大事だと思います。たとえば、組織の中で能力が活かされるのか、自己完結の仕事が向いているのかといった適性はあると思います。双方共に行動力は必要ですが、むやみに行動すればいいわけではなくて、向かうべき方向を過たず、的確に焦点を絞っていくことが重要だと思います。

真山:そういったことも含めて、歴史人物から学べるといいですね。今回いろいろお話しできて楽しかったです。どうもありがとうございました。

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