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毎日洗濯しても「臭いおじさん」になるのは当然だった…ビジネスマンを襲う"服のニオイ"の本当の原因

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(写真:Peak River /PIXTA)
  • 森井 良行 ビジネスマンのためのスタイリスト

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「臭いのは君じゃない、服だ」という強烈なキャッチコピーとともに、コミックマーケット108に出展されたコミケ消臭ゲートがSNSで話題です。

じつは体臭そのものだけでなく、汗の量に合っていない素材のインナーや、間違った洗濯ケアが「ニオイの原因」になることもあります。ところがセンシティブな領域だからこそ、ニオイ対策については、自己流の方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、服のニオイの科学的メカニズムと筆者自身の体験も踏まえつつ、根本的な解決策をお届けします。

なぜ夕方に臭うのか…服のなかで起きる"化学反応"

「朝は無臭だったのに、夕方になるとニオイが気になる」。そのニオイは、体から出た汗や皮脂をもとに、服の中で増幅されている可能性があります。これは朝から晩まで長時間はたらくビジネスマンにとっても、他人事ではありません。

そもそも人間には「嗅覚順応」という生理現象があり、常に嗅いでいる自分のニオイは「変化のない背景情報」として脳が処理してしまうため、なかなか自分では気づけません。ところが着ている服の脇あたりを嗅ぐと、夕方ごろから不快なニオイを感じた経験はありませんか。とくにアームホールが狭いポロシャツを着用しているときに、私は感じやすいです。

嗅覚順応の観点からみても、服についたニオイを感じられる時点で、衣類にもニオイが蓄積・増幅されている可能性があります。では、なぜ夕方になるとニオイが発生するのか。

その根本原因は、汗そのものではなく、「皮膚に常在する菌」の働きによるもの。脇に集中しているアポクリン腺という汗腺から出た汗や皮脂が服に染み込み、時間が経つにつれて、皮膚や服に付着した細菌によって分解されることで、ニオイ物質が生まれます。

そして問題は、「良かれと思って選んだ肌着」に、このニオイの発生を増幅させるリスクがあるという点です。

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