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ウォルト・ディズニー・カンパニー(以下ディズニー)は、8月14日から16日までの3日間、アメリカ・カリフォルニア州アナハイムでファンイベント「D23」を開催した。D23は同社が「究極のディズニーファンイベント」と位置付けている。新作発表も多数行われたが、来場者の中心はメディアや業界関係者ではなく、あくまで「ファン」だ。
ディズニーというと、多くの人は「ディズニーランド」や「映画」を思い浮かべるかもしれない。だが、D23から見えてくるのは、ディズニーがより多様なビジネスによって形作られており、その軸に「ファンエンゲージメント」があるという事実だ。
3月にディズニーの最高経営責任者(CEO)に就任したジョシュ・ダマーロ氏は、D23会場でプレス向けに開かれたセッションの中で、「ディズニーがファンエンゲージメントの過程で大切にしていること」を語った。
ダマーロ氏は何を語ったのか、まとめてみたい。
ファンと向き合う大型イベントを開催
まず「D23」というイベントについて説明しよう。このイベントは2年に一度開催されている。2009年にスタートし、今年で9回目となる。グローバルなイベントであり、38カ国からファンがやってくる。
イベント中は多くの発表が行われる。初日の夜には、29作品について一挙に発表する「Disney Entertainment Showcase」があり、2日目には、ディズニーランドやクルーズなどについての発表が行われた。発表内容は同社の映像配信サービス「Disney+」で配信されているので、日本でも見られる。参加したスターは120人以上と非常に豪華なイベントだ。


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