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パンの袋をペンライトに被せてライブへ…静岡のご当地パンと人気アニメのコラボが呼んだ《のっぽブレード》誕生の奇跡

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のっぽパン ラブライブ!サンシャイン!!
「ラブライブ!サンシャイン!!」との第7弾コラボ商品「じゃりじゃりみかん」(写真:筆者撮影)
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2013年は、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」のヒットをきっかけに、ご当地アイドルなど、“ご当地もの”が注目を集めていた時期だ。

林さんは、このブームにヒントを得た。

「うちもご当地パンとして売り出したらいいじゃないか」

ちょうどその頃、サービスエリアでは「焼き立てパン店があるので、パンは置けない」と断られることもあった。そこで、“パン”としてではなく“静岡土産”という切り口で提案した。

三重の「赤福」や北海道の「白い恋人」のように、静岡といえば「のっぽパン」、沼津といえば「のっぽパン」という存在になれば、県外から訪れる人にも知ってもらえる。地元以外の人にも選ばれる商品になることができると考えたのだ。

最初にコラボしたのは、沼津のご当地アイドル「ORANGE PORT(オレンジポート)」だった。林さんが「オレンジポート」を知ったきっかけは、沼津の駅前に停まっていたラッピングバスだ。「オレンジポート」と書かれていたが、何のことかわからず調べたところ、ご当地アイドルだったという。

林さんは、これから知名度が上がると見込み、「早いうちにのっかろう」と決めた。

そうして2015年7月、のっぽパンとして初めてアイドルとコラボした「オレンジのっぽ」が発売された。パッケージには、のっぽパンのキリンとオレンジポートのメンバー12人が描かれている。

オレンジポートとのコラボ商品「オレンジのっぽ」(写真:バンデロール提供)

監督に直談判、アニメに登場して累計100万本を突破

「オレンジポート」とのコラボは、思わぬ縁をもたらした。沼津を舞台にした人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の関係者から、「同じようなコラボをしたい」と連絡が入ったのだ。

2016年9月には、「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボ商品「塩キャラメルのっぽ」を発売。味のアクセントとなる塩は、作品の舞台である沼津・内浦の海をイメージして加えられた。

「ラブライブ!サンシャイン!!」との第1弾コラボ商品「塩キャラメルのっぽ」(写真:バンデロール提供)
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