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2018年に誕生した国産アロハシャツ「サムライアロハ」が絶好調だ。着物を再活用した“世界に1つしかないデザイン”が特徴で、販売価格は1着「2万9700円」(税込み)。
成田空港店は「1坪(約3.3m²)の広さで月商200万円、多い時には300万円」に達する。
都内には「大丸東京店」に実店舗がある。他にアパレル会社のアダストリアが展開する店舗にも商品が置かれており、百貨店で期間限定販売もされる。
購入者の大半はインバウンド(訪日旅行)客で、日本人客は1割。9割が外国人だという。
手掛けたのは宮城県仙台市の古物商「仙台買取館」だ。同社社長の櫻井鉄矢氏は、老舗古物会社「大黒屋」(1947年創業。チケット販売の大黒屋とは資本関係がない)を経て、独立。「仙台買取館」を設立して事業拡大後、「サムライアロハ」を誕生させた。
これだけなら“着物を再生した商品”で終わるような話だが、興味深いのは商品にストーリー性があり、徹底した消費者訴求を行うこと。どんなやり方なのか?
誕生のきっかけは「箪笥に眠る着物」と「被災者の雇用」
まずは、「サムライアロハ」誕生の経緯を聞いてみた。
「十数年前、日経新聞を読んでいたら『アロハシャツの起源は日系移民による着物のリメイクにある』という記事があったのです(この説が有力とされている)。当時、着物の再活用を模索していたので『これだ!』と思いました」(櫻井鉄矢社長、以下発言は同氏)


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