これは、いずれはじけるバブルなのだろうか、それとも、需給バランスが周期的に崩れる半導体業界特有の景気循環を超越した、スーパーサイクルの到来だろうか――。
AIの進化と普及に伴い、学習・推論のための計算資源とデータセンターに費やされた巨額投資が、半導体関連業界を潤している。半導体メーカーはもとより、装置や材料メーカーも数年先まで受注で埋まる好況を呈し、次々と設備投資に踏み切っている。
象徴的なのはキオクシアだ。半導体メモリの需要急増のあおりで収益性が高まり、爆益予想から株価が急騰した。しかし、サムスンはじめメモリ大手の巨額投資や、中国メーカーの台頭が報じられると急落。その後もジェットコースターのような乱高下を辿った。
異例の事態の先行きをどう見通せばいいのか。この荒波を日本企業はサバイブできるのか。8月20日にスタートする会員向け特集では、10本以上の記事で詳細リポートする。
■〈アップルも採用検討か〉中国メモリメーカーYMTCがキオクシア超え世界シェア3位に浮上
■ソニーに迫る〈前門の虎・後門の狼〉、TSMCと合弁で反撃へ…技術者を年俸2300万円で誘惑する中国新興の正体
■AI巨額投資をドライブしてきた〈循環資金〉エコシステムの曲がり角
■異例の任期5年を終えた経産省局長が振り返る「腹をくくって量産をやれ」と激励されたオランダでの一幕
■〈基板向けガラスクロス〉独走する日東紡、当初の5G向け拡大は目算外れるも、生産能力増強がAI需要で大当たり
■〈AIツルハシ銘柄〉一番手フジクラはまたまた業績上ぶれ、電線御三家でも飛び抜けた好採算の秘訣
■EVからDC電力制御へ…〈パワー半導体〉の太客交代で再編どうなる
■新iPhoneは40万円!?アップルすら逃れられない怒濤のメモリ価格高騰



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