複数の肩書や収入源がある社会人が有利
前回は、産業能率大学経営学部長の杉田一真氏に、教育中心大学における実務家教員の採用基準と、採用後に求められる教育力について伺った。
今回取り上げる宮本大輝氏のキャリアは、少し異色だ。幼少期には子役として活動。現在は、会社経営者であり、コーチであり、大学教員、そして大学院生でもある。
ちなみに、筆者が55大学(122人)に対して行った独自調査では、72%の関係者が、宮本氏のように会社経営や講師をするなど、複数の肩書や収入源がある社会人が実務家教員になりやすいとしている。
背景には、専任教員になるまで5年、10年とかかることも珍しくなく、その間、収入が不安定になりやすい事情がある。これは、学位や職歴など、大学側が求める条件とは異なる“見えない参入障壁“といえよう(下図参照)。
その宮本氏は、明星大学で非常勤講師を務める一方、大手企業の管理職や経営者へのコーチング、組織開発、企業研修などを手がける「株式会社チーミングワン」を経営する。
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