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大竹まことさん(77)「前立腺がん」公表 早期発見のカギ"PSA検査"受けるべき人・知っておくべきこと【医師が解説】

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大竹まこと
前立腺がん手術を公表した大竹さん。写真は2022年にグッドエイジャー賞授与式の模様(写真:Pasya/アフロ)
  • 久住 英二 立川パークスクリニック院長
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検査の技術が進むと、これまでなら気づかれないまま一生を終えていたはずの、体の中に潜んでいるがん(潜在がん)も見つかるようになります。

帝京大学の宇於崎宏氏らが、日本病理剖検輯報のデータを解析したところによると、75〜79歳の男性で、解剖で見つかる前立腺の潜在がんは、生きている間に診断されるがんの約6.9倍にものぼることを明らかにしています。

前立腺がんの治療で大切なこと

つまり、前立腺がんの治療で大切なのは、必要のない治療を避けることです。

大竹さんも仰っているようですが、手術や放射線治療では排尿障害や勃起障害、直腸出血などの障害が起きることがあります。放っておいても症状も生命に影響も出ないがんを治療し、後遺症を出てしまうようなら、医療はむしろ有害で、デメリットでしかありません。

MRI、生検などを組み合わせ、命に関わる「治療すべきがん」と、そのままにしておいてよい「様子を見てよいがん」を見分けることが、患者さんの生活の質を守ることにつながります。

治療を選ぶときに大切なのは、医師に任せきりにしないことです。それぞれの治療の効果と副作用、自分の暮らし方や考え方を照らし合わせ、医師と相談しながら決めてほしいと思います。

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