出演者がどのような意図でその話をしたにせよ、それを公に流す価値があると判断したのは制作者である。「人に火をつけた」という発言を視聴者に見せても問題はないと判断したからこそ、その部分が番組本編に残っている。その判断が結果として大きな批判を招いたのであれば、まず説明を求められるべきなのは制作側である。
『ラブ上等』は、強烈なバックグラウンドを持つ男女が恋愛や友情を通して「生き直す」姿を描くことを売りにしている。元不良や少年院経験者など、一般的な恋愛リアリティーショーではあまり見かけない人物を集め、その荒々しい外見や過去と、恋愛における純粋さや不器用さとのギャップを見せることが番組の売りになっている。
MEGUMIは出演者を擁護したが…
ただし、このコンセプトにはリスクがある。番組側がなるべく人目を引くような経歴の人を集めようとすると、「どれだけ壮絶な過去を持っているか」が出演者を選ぶ基準になり、犯罪歴や他害行為までが見世物として消費されてしまう可能性があるからだ。
「人に火をつけた」という発言が強い反発を招いたのは、まさにその境界線を越えているように見えたからだろう。本人が反省しているかどうか以前に、そのエピソードを面白い素材だと判断して使ったこと自体が問題視されている。
視聴者からの批判が殺到していることを受けて、企画・プロデュースを担当する女優のMEGUMIは自身のインスタグラムのストーリーズで「彼らは、過去も今もすべてをさらけ出し、覚悟を持ってこの番組に参加してくれました。そんな彼らに対して、傷つけるような言葉を投げかけることは、どうかおやめください」と書いた。


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