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ライフ #自動車最前線

アウディ新型「A6 200kW TFSI quattro」を選ぶ理由、A5に対して200万円近く高い価格差を埋めるバリューはあるのか

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2026年6月25日に日本導入されたアウディ新型「A6」(写真:三木 宏章)
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ヘッドランプには48個のLEDセグメントが装備され、8通りのライティングパターンなど高度なパーソナライゼーションと高精度なライティングを実現(写真:三木 宏章)
デジタルOLEDリアライトには左右それぞれ198個のセグメントが装備される(写真:三木 宏章)

日本におけるアウディのラインナップには、25年2月に発売された「A5」というセダンがすでに存在する。2895mmのホイールベースに、全長4835mm、全幅1860mmの3ボックスボディを載せたモデルだ(ステーションワゴンの「アバント」もある)。一方のA6はホイールベースが2925mmで、ボディのディメンションは全長5000mmで全幅1875mm。A6がひとまわり大きいが、A5がコンパクトすぎる、ということもなさそうだ。

「A5がよりスポーティなキャラクターを持つのに対し、A6は快適性や静粛性、上質さをさらに高いレベルで追求したモデル」と、2つのモデルの差異について、アウディ ジャパンでは説明する。

A5と新型A6の違いについて

テールゲートに施された鋭いカーブとその手前のくぼみは、最適な気流の剥離(ストール)を生み出し、高効率な空力特性を実現(写真:三木 宏章)

A6ではガソリン車とディーゼル車の両方に”MHEV plus”(マイルドハイブリッドシステム)を採用。前後ドアにアコースティックガラスを採用し、高い静粛性を実現しています。A5ではオプション装備のパッセンジャーディスプレイも標準装備で、快適性やデジタル体験の面でもより上級セグメントにふさわしい仕様だ。

対するA5には、ガソリン、ディーゼル、さらにプラグインハイブリッドというパワートレイン、そしてスポーティな「S5」と選択肢が多い。その中で、もっともダイレクトに今回のA6 200kW TFSI quattroと競合しそうなのが「A5 TFSI quattro 150kW」だ。

11.9インチのバーチャルコックピットと14.5インチのMMIタッチディスプレイに加え、助手席用の10.9インチのMMIパッセンジャーディスプレイを標準装備(写真:三木 宏章)

この2車の燃費を比較してみると、A5がリッターあたり12.8kmであるのに対して、A6はリッターあたり15.2km(ともにWLTCモード値)だ。最高出力では、車名でわかるとおり、A5は150kW(110kWもある)だが、A6は200kW。最高出力は上まわっているにもかかわらず、燃費に優れている。これがA6をわざわざ選ぶ有力な動機になりそうだ。

近年のアウディは、少なくとも日本市場において、このところEV推しだったように感じられたが、ちゃんとセダンも、内燃機関も、クワトロシステム(4輪駆動システム)も、改良を重ねてきている。それを踏まえて、もし今さらセダンと思い、A6シリーズを敬遠しているなら、じつにもったいないと思う。

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