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「子どもたちに"母の味"を残したい」—難病ALSと生きる料理家が綴る「いのちのレシピ」《小さくても確かな希望を胸に》

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もう一度キッチンに立てるなら──。はらだまさこさんは日々を懸命に生きています(写真:『難病ALSのママが綴るいのちのレシピ もしもキッチンに立てたなら』より、撮影:繁延あづさ)
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お店での料理はもちろん、家族に食べてもらうごはんには特に「自然のもの」「健康にいいもの」を選ぶことを大切にしてきました。

こんなに体に気を使ってきたわたしがALSになってしまったので、複雑な気持ちになるときもあります。

どんな生活を送っていても、病気は容赦なくやってくるのです。

レシピの撮影日。肉詰めピーマンは焼き目もチェック(写真:『難病ALSのママが綴るいのちのレシピ もしもキッチンに立てたなら』より、撮影:繁延あづさ)

以前よりもっと「食べることの力」を信じている

けれど──だからといって、身体によいものを手放すつもりはありません。

むしろいまのわたしは、以前よりもっと、食べることの力を信じています。

食べることは身体を整えるだけでなく、心も支えてくれるものだと、あらためて感じるようになりました。

2021 年頃。すでにALSの症状は出ていた(写真:『難病ALSのママが綴るいのちのレシピ もしもキッチンに立てたなら』より)
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