有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ #自動車最前線

究極のオーダーメイドバイクも注文可能に…親ブランド経営破綻から再始動、名門「MVアグスタ」日本再上陸と販売の行方

7分で読める
コシダテックが開催したMVアグスタ展示イベント「Motorcycle Art Gallery」の様子(写真:三木 宏章)

INDEX

イタリアのプレミアムモーターサイクルブランド「MVアグスタ」の日本での正規輸入代理店が、株式会社コシダテックに変わった。発表は2026年4月1日で、同年8月7日に記者発表会が高輪ゲートウェイシティで開催された。

MVアグスタは、1945年に北イタリアのバレーゼで設立された二輪メーカー。50年代から70年代にかけてレースで大活躍。同時にレーサー並の性能を有する市販モデルを発売し、世界的に名を馳せた。創業者の息子ドメニコ・アグスタ伯爵は、四輪だとエンツォ・フェラーリにたとえられるように、レースの資金を稼ぐために市販車を作る、という経営で知られていた。

今でも、当時のMVアグスタのバイクは、オークションでは高値で落札される。性能とレースでの戦歴、それに今の眼にも大変美しい車体は、他に並ぶものがないと言ってもいいぐらいの魅力を持っている。

【写真】「Motorcycle Art Gallery」オープニングセレモニーの様子と展示されていたMVアグスタの車両たち(57枚)

MVアグスタの販売を引き継いだ背景

高輪ゲートウェイ駅前の高輪ゲートウェイシティ「Gate way Studio」で8月7日に開催されたオープニングセレモニーの様子(写真:三木 宏章)

今回、コシダテック(子会社のオートグローバルコシダ)が日本での代理店になったのは、MVアグスタの親会社が変わるなど、体制の変更に起因している。

もともとの親ブランドは日本でも人気が高く、尖った二輪を作ることでも有名なKTMで、ブランドを保有していたのはオーストリアのピエラ・モビリティ。この親会社が巨額の負債を抱え、株式をインドのバジャジ・モビリティに売却する過程で、MVアグスタは2025年1月に、ルクセンブルクに本拠を置くアート・オブ・モビリティ社に買収された。

2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数