イタリアのプレミアムモーターサイクルブランド「MVアグスタ」の日本での正規輸入代理店が、株式会社コシダテックに変わった。発表は2026年4月1日で、同年8月7日に記者発表会が高輪ゲートウェイシティで開催された。
MVアグスタは、1945年に北イタリアのバレーゼで設立された二輪メーカー。50年代から70年代にかけてレースで大活躍。同時にレーサー並の性能を有する市販モデルを発売し、世界的に名を馳せた。創業者の息子ドメニコ・アグスタ伯爵は、四輪だとエンツォ・フェラーリにたとえられるように、レースの資金を稼ぐために市販車を作る、という経営で知られていた。
今でも、当時のMVアグスタのバイクは、オークションでは高値で落札される。性能とレースでの戦歴、それに今の眼にも大変美しい車体は、他に並ぶものがないと言ってもいいぐらいの魅力を持っている。
MVアグスタの販売を引き継いだ背景
今回、コシダテック(子会社のオートグローバルコシダ)が日本での代理店になったのは、MVアグスタの親会社が変わるなど、体制の変更に起因している。
もともとの親ブランドは日本でも人気が高く、尖った二輪を作ることでも有名なKTMで、ブランドを保有していたのはオーストリアのピエラ・モビリティ。この親会社が巨額の負債を抱え、株式をインドのバジャジ・モビリティに売却する過程で、MVアグスタは2025年1月に、ルクセンブルクに本拠を置くアート・オブ・モビリティ社に買収された。


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