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「カインズ超え」の巨大ホームセンター連合が誕生へ…それを仕掛けた「ロピアでもオーケーでもないスーパー」の正体

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そのスーパーの正体は?(撮影:今井康一)
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といったことを踏まえて、バロー、コーナンの提携発足に話を戻そう。バロー、コーナン両社は、業務提携の目的について、PB商品の相互供給に加えて、関西圏、関東圏を中心とした市場深耕における協働、ということを挙げている。

これが何かというと、関西、関東にあるコーナンのホームセンター店舗に、バローのテナント出店を進めていくことを意味している。両社によれば、すでに数店舗の実験を実施済みであり、バローをテナントに入れたコーナン店舗は来店客数が増え、コーナン店舗の売上拡大にも大きく寄与するのだという。

コーナンは関西、関東の都市部に集中的に配備されている都市型のホームセンターとして知られる。つまり、バローはこの提携で、関西、関東のコーナン店舗200か所以上を出店候補地として検討することが可能になったのであり、仮にその3割に出店できたとして、計算上は64店舗以上出店可能ということになる。

バローは、中期的に関西1000億円、関東500億円、さらに長期では滋賀を除く関西で2500億円を目指している、その計画実現の可能性は大きく高まった。

コーナンが自社売り場を削ってでもバローを入れたい理由

コーナンがなぜ自社売り場を削ってでもバローを入れたいのか、といえば、それはホームセンター需要が縮小に向かっている、売場が過剰になりつつある、という現状を踏まえれば理解できる。ホームセンター需要は家回りの需要なので、都市郊外の広い庭付きの一戸建てで、ペットを飼いながら、ガーデニングをしているDIY好きの世帯がたくさんあることが望ましい、というとイメージできるだろうか。

関西、関東の郊外には、こうした住宅地が広がっていたが、人口減少、高齢化の進行で、中心部集中と集合住宅化も進み、ホームセンター需要は縮小しつつある。

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