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ライフ #シン・世界一周~人生後半、日本を学びなおす旅

女50歳、サハラ砂漠・英語ツアーに一人で参加した顛末〜「秘境」のガイドは元茨城住み塗装工だった

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要塞都市アイト・ベン・ハッドゥ(写真:筆者撮影)
  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)
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小休憩を挟みながら峠道を走ること4時間。バスが止まると、フード付きの長衣「ジェラバ」をまとった男性が乗り込んできて、「こんにちは!」と陽気に挨拶した。ここで降りて最初の観光が始まるようだ。

1人目のガイド・モハメド(写真:筆者撮影)

この地の名前は「アイト・ベン・ハッドゥ」。サハラ砂漠を越えるキャラバンの中継地として栄えた城塞都市で、1987年にユネスコ世界遺産に登録された。説明されるまでそんな場所があることも知らなかった。

ただ、目の前の光景には見覚えがある。『グラディエーター』や『ゲーム・オブ・スローンズ』など数々の有名作品のロケ地になっていると聞いて、なるほど。

要塞都市アイト・ベン・ハッドゥ(写真:筆者撮影)

世界一周を始めて1カ月の節目に

散策していると、ガイドのモハメドに「フィリピン人?」と聞かれた。日本人だと答えて、「フィリピン人に見える?」と尋ねたら、「英語ツアーに参加するアジア人はフィリピン人くらいだから」と返ってきた。

モハメドが気さくに話しかけるので、参加者の顔ぶれも分かってきた。イタリア人6人、ドイツ人2人、インドネシア人2人、インド人2人、フランス人、モロッコ人、イラン人、そして日本人が各1人。モロッコ人がなぜ英語ツアーに、と思ったら欧州育ちだという。

アイト・ベン・ハッドゥでガイドの説明を聞くツアー参加者(写真:筆者撮影)
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