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ライフ #自動車最前線

快適装備満載で日本の"日常の足"を徹底分析…日本独自の軽自動車規格で勝負に挑む、BYD新型BEV「ラッコ」の勝機を占う

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日本市場のために企画を煮詰めて開発したという(写真:三木 宏章)
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X-PACKの概要(写真:三木 宏章)

とくに注目すべき構造は「X-PACK(エックスパック)」。

駆動用バッテリー、電子制御ユニット、DC/OBC統合ユニット、高電圧配電ユニット、バッテリーコントローラー、PTC/ACコントローラー(暖房用のPTCヒーターと冷房用のエアコンコンプレッサーの作動を一体的に制御する電子制御ユニット)、車両コントロールユニットなどをバッテリーユニット内に統合したものだ。

メリットとして「事故などの際に、モーターを収めた空間と乗員空間が受ける衝撃エネルギーを吸収するスペースを大幅に確保できたこと」を姚氏は挙げる。

シンプルながら視認性に優れたメーターまわり(写真:三木 宏章)

さらに「X-PACK」の特徴として、走りの性能の強化もうたわれる。

「ミリ秒単位のモータートルクの応答性を実現するインテリジェント・トルク制御アーキテクチャを採用しています。専用のサスペンション・チューニングと組み合わせることで、車両の重心とロール方向の制御を最適化し、狭い道路での俊敏な走行性能と高速走行時の安定性の双方を両立させています」

果たして、私が乗った「300Premium」は想像以上にパワフルで、走りも印象的だった。まず感心したのは、出足のよさ。続く加速時の力強さは、EVならではの特長をよく活かしたものだ。

グレードは3つ、その違いについて

後席を格納した状態のラゲッジスペース(写真:三木 宏章)

また、バリエーションは、エントリーグレードの「200」と中間グレードの「300Plus」、最上級グレードの「300Premium」の3つ。「200」も「300(PlusおよびPremium)」も、最高出力と最大トルクは同一。日本メーカーの「自主規制」にBYDものっとって、ともに最高出力は47kW、最大トルクは160Nmだ。

これで十分。1.2トン前後の車体は、スムーズに加速する。

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