有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ #自動車最前線

快適装備満載で日本の"日常の足"を徹底分析…日本独自の軽自動車規格で勝負に挑む、BYD新型BEV「ラッコ」の勝機を占う

9分で読める
日本市場のために企画を煮詰めて開発したという(写真:三木 宏章)
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES
奥はエントリーグレードの200、手間は最上級グレードの300Premium(写真:三木 宏章)

ちなみに書いておくと、「200」と「300」の違いは駆動用バッテリーの容量。そして一充電あたりの走行距離。それに装備、ともちろん価格。サブネームは走行距離を表し、「200」は210km、「300」は320km。これだけ走れれば実用性十分だろう。

ドライブモードは「エコ」「コンフォート」「スポーツ」それに「スノー」を設定。同時に「ステアリングアシストモード」や「ブレーキアシストモード」で「コンフォート」あるいは「スポーツ」が選べる。

実際、モードによって、けっこう”味”が変わる。個人的には、コンフォートモードだと、ステアリングホイールの操舵力が軽すぎて、クルマがふらつきぎみになるため、スポーツモードが好ましい印象だった。

補助金込みで最安200万円を切る価格設定

親しみやすさを先進性が共存したフロントフェイス(写真:三木 宏章)

ラッコのラインナップは、「200」(214万5000円)、「300Plus」(239万8000円)そして「300Premium」(249万7000円)という3グレード構成。政府のCEV補助金額は15万円なので、単純計算でエントリーグレードの200なら214万5000円から15万円が補助され、実質199万5000円になる計算だ。

BYD RACCOのグレード構成と価格
・RACCO 200 214万5000円 一充電走行距離210km
・RACCO 300Plus 239万8000円 一充電走行距離320km
・RACCO 300Premium 249万7000円 一充電走行距離320km
※一充電走行距離はWLTCモード値

ちなみにライバルとなる日産のサクラの車体本体価格は、エントリーグレードのSで244万8600円、最上位グレードのGで299万8600円。そこに国の補助金が58万円拠出される。そのため、実質の負担額をみれば、Sで186万8600円。サクラのほうが割安感が出る。

国の補助金は、どうしてこんなに差が出ているのか。充電インフラ整備や整備人員の育成や部品の供給安定性など、採点式で額を決めるにあたっての基準はいろいろあるようだが、根拠をより明確化してほしいという声もある。

Specifications
BYD Racco 300Premium

全長×全幅×全高:3395mm×1475mm×1800mm
ホイールベース:2520mm
車重:1230kg
荷室容量:280L
パワートレイン:バッテリー駆動 前輪駆動
バッテリー容量:35.84kWh
最高出力:47kW
最大トルク:160Nm
乗車定員:4名
一充電走行距離:320km(WLTCモード値)
価格:249万7000円〜
【写真を見る】快適装備満載で日本の"日常の足"を徹底分析…日本独自の軽自動車規格で勝負に挑む、BYD新型BEV「ラッコ」の勝機を占う(61枚)

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数