「ダイハツとかスズキとか、よく売れているクルマを研究しました。売れているということは、日本市場でのニーズがそこにあるということですから。BYDの技術とか独自の味付けと個性を出すためのデザインを取り込みました。日本ユーザーにより使いやすい形で届けたかったので」
日本のメディアの中には”黒船”などと書いているところもある。たしかに装備が豊富で、使い勝手がよく、走りもパワフルというラッコは、日本メーカーに衝撃を与えているようだ。ただし、細かくセグメントがわかれている軽自動車の市場にあっては、今のところ、すみわけができている。
コンパクトで近所の移動に乗れればいい、という人には日産自動車「サクラ」と姉妹車の三菱自動車「eKクロスEV」、それにホンダ「N-ONE e:」が適しているだろう。商用バンであれば、ホンダ「N-VAN e:」やダイハツ「e-ハイゼット カーゴ/e-アトレー」、スズキの「eエブリイ」などもある。
開発の参考にしたのは、日産のサクラとホンダのN-BOX
日本で参考にしたのは、日産のEV「サクラ」で、徹底的に研究したのはホンダ「N-BOX」だったと姚氏。
「EVはBYDが力を入れてきたセグメントで、エンジニアの眼からすると、サクラは航続距離が短いように感じられました。充電量が50パーセントを切ると、ユーザーはとても不安になるというリサーチの結果もあり、ラッコはその不安解消を重視しました」


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