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キャリア・教育 #学校という身近な”異世界”の物語「知られざる教員のリアル」

暴言や暴力は日常…「言っても聞かない」生徒への指導で苦悩する教員、校長の「理想の学校づくり」への不信感

9分で読める
黒板に書かれた「死ね」「バカ」
(写真:Graphs / PIXTA)

INDEX

人間誰しも、愚痴を聞いてほしいときもあれば、喜びを分かち合いたいときもある。それは学校の教員も同じだ。つらい経験に共感したり、笑い話にほっこりしたり、はたまた、成功体験をシェアしたり――、そんな学校現場の知られざる「リアル」をお届けしていく。
今回話を聞いたのは、公立中学校の教員、中田有佳さん(仮名)。民間企業を経て教員になった中田さんが今、違和感を抱くのは、校長の方針によって学校運営が大きく左右される現状だ。管理職がどのように選ばれるのか、その仕組みが「限りなくグレー」に見えることにも強い不信感があるという。その違和感や不信感はどこから来るのか、現場の実情を聞いた。
プロフィール
投稿者:中田有佳さん(仮名)
年齢:50代
勤務先:公立中学校

校長の「そのままでいい」で生徒指導ができなくなる

中田さんは、新卒で民間企業に入った後、教育関連企業などを経て教員になった。

「最初の会社では、男女雇用機会均等と言われながら、女性に任されるのはお茶くみのようなことばかりでした。教育の世界なら、女性も男性と同じように力を発揮できるのではないかと思ったんです」

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